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株式会社フソウ（本社：東京都中央区、代表取締役 社長執行役員 角 尚宣）は、２０２１年９月１日に「プルシアンブルー系吸着材（以下 PB系吸着材）」を製造するための製造所の建設工事に着手します。

当社の製造する「PB系吸着材」は、水中および空気中の特定物質を選択的に効率よく吸着する特長を持ったプルシアンブルー型錯体です。特に、セシウムやアンモニアを選択的に吸着する特長を有しており、他の吸着材に比べて高い吸着能を示しています。

ＰＢ系吸着材

本吸着材は、国立研究開発法人産業技術総合研究所（以下 産総研）の保有する基礎技術に基づいて、産総研と当社との共同研究により開発された吸着材です。そのベースとなる製造技術が確立したことから、PB系吸着材の製造所を建設し、製造を本格的に開始します。

当社の本店所在地である香川県高松市に、土地面積約７００m2の敷地に、第１期工事として、製造棟１棟および事務所１棟を建設します。

ＰＢ系吸着材製造所 完成予想パース
【完成予想パースのムービーは、こちら https://youtu.be/Frt4Us_SLlo】

日本は、「2050年までに温室効果ガスの実質排出量ゼロ」を目標に掲げています。当社も、地球規模の課題を解決し、持続可能な地球環境の保全に貢献するため、本吸着材を活用して、下水や産業廃水に含まれるアンモニアを吸着濃縮して活用することで、従来、空気中に放出されていた温室効果ガスである一酸化二窒素（N₂O）の排出抑制に寄与します。

また、セシウムの高い吸着選択性を活用して、放射性セシウムを効率的に除去にする。といったソリューションへの展開も可能です。

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■株式会社フソウ（東京都中央区）

1946年創業。「水」に関わるあらゆる国内の処理施設を数多く手掛けてきました。設計・施工・運用・メンテナンスを一貫して行える総合力を活かし、以下の事業を展開しています。

建設部門･･･上下水道などの水インフラの設計、調達、施工機能を有する。この他、小水力・バイオマス発電等の再生可能エネルギー、ICT等にも取組む。
環境部門･･･水インフラに使用される配管・弁・機材等を調達する商社機能を有する。資材選定、配管プラン等の提案も実施。
製造部門･･･異形鋼管の国内最大級の製作能力（最大口径 5,000mm 、最大重量30ton工場を有する製造メーカー。
O&M部門･･･ 水インフラの設計、施工経験に基づく設備の構造や建設過程を知っているからこそできる維持・運転管理、修繕サービスを提供。

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【本リリースに関するお問い合わせ先】

株式会社フソウ 水環境事業本部
ソリューションデザイン事業部　水処理研究所
TEL：087-881-0210　 E-mail：info@fuso-inc.co.jp